たけぴの言っちゃったもん負け

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2020年を振り返って

こんにちは、たけぴです。久しぶりに投稿するよ。

今年は時代の転換を感じる1年だった。2020年の大きな出来事は何と言っても「新型コロナ騒動」の人災と「米大統領選」のクーデターだが、問題の本質は「利権」や「保身」だと思ってる。

新型コロナ

世界の国々でなぜこれほどまでに死亡率が異なるのかという疑問を抱いてから色々調べてみると、ウイルスに接触しないようにする公衆衛生策よりもウイルスが体内に暴露されてからの身体の免疫応答に差があることが原因だと分かったんだよね。個人的にはそれで安心したんだけど、それが多くの人に理解されず、不安ばかりを煽る報道が悲劇を生んでしまったよね。本当はすぐに研究チームを立ち上げて総出で免疫応答のメカニズムを調べるべきなのに力を入れてやらなかった。疫学者が免疫学者と連携しないのもビックリだったけど、疫学者や公衆衛生専門家が何を考えたかというと彼らは当初、政府専門家会議で主導する立場にあって免疫は関係ないと考えた。そして免疫が原因である可能性が言われていたんだけど、それを検討すれば自身の専門の立場で信用を無くすから無視したほうが良い、と考えた。これが西浦氏を始めとする疫学者の「保身」と「権威獲得」だね。政府も自分で考える力がないから専門家や医師会の言いなりになって経済がガタガタになっているのは周知の通りだ。

新コロをきっかけに自分で考えることの重要性をいやというほど考えさせられたな。ほどんどの既存組織は信用出来なくなってしまったね。信用できない人・組織はマスコミ、政治家、専門家、司法、GAFA、と数え上げたらきりがない。一般人の感覚では「私達は何を信用すればいいの?」と感じている人は多いんじゃなかろうか。「ファクトを正しく判断できる力をつけよう」と言われても多くの人はそういう訓練を積んでこなかったし、そういう教育体系でもなかったから急に言われても困るよね。だけど真のジャーナリズムが皆無になってしまった今、個人が正しい判断をする力は本当に重要。教育も含めて個人個人が実力をつけなきゃいけない。なぜこの重要性を考えさせられたかと言うと、今までファクトと言われていたことが実はファクトではなく、意図的に誘導された情報が世の中にあふれているからなんだよね。そういう誘導された情報は大抵、上述したような社会に影響を与える組織がその体制を守るために流したものだったりする。そんな組織が流す情報は客観的に検討されたものではなく、最初から結論ありきであり、彼らの組織・テリトリーの中だけで整合性をとったものでしかない。これを踏まえた上でよく勉強しなきゃ正しい判断はできないなと思ったしだいデス。

米大統領

今までも選挙の不正というのはあったのだろうけど、今回は何が何でもトランプを引きずり降ろさないといけない理由があったんだよね(※1)。こちらも色々調べてみると、オールドメディアや司法、議会がこんなに腐敗しているのかとビックリしたよ。今、「中共が許せん」とか言って批判する人が多いんだけど、問題はそんなに単純ではないのよね。それと民主党VS共和党の軸も正確ではない。やっぱ元凶はそれぞれのドメインで強大な権限を持つ「資本家」「利権屋」であって、かれらの望むグローバリズムによって統一支配を考えているから。一部の資本家、利権屋がネットワークを形成し、資本と法のルールを巧みに利用し、民主主義の陰で民衆の自由と権利を奪ってきた。中共はある意味彼らに利用されているし、彼らにとって都合の良い存在なのだ。ロシアゲート(※2)の真実がもっと明るみに出ればいいのだけど中々そうはなっていないね。
米大統領選なんて日本に直接関係ないでしょ」という人もいるし、マスコミもネットの言論人も大体スルーしている人が多いけど、これ日本にとってもとても闇深い問題なんだよね。ある意味アメリカのように声を上げる人が少ないことがヤバいのデス。これも、真実を言うと自分の立場が危うくなる「保身」「利権」の問題だ。多少問題意識があってスルーしない言論人もだいたいトランプ信者をネトウヨとかカルトだとかのレッテルを貼って終わりにしているね(ちなみに私は妄信的なトランプ信者ではありません)。もう少し自分で調べてから記事を書けばいいのに、、まぁ自分で言論人としての価値を落としているからこちらはどうでもいい話。

まあ、パンケーキ好きの菅総理がバイデン有利の報道が出るやいなや祝電を送ったことを見てもわかるように、日本はアメリカのポチということね。大局的、世界的に考えると、過去の大戦で日本に実力があったばかりに軍を持たせず、頭を豆腐に(自分で思考できないように)しておかねばならぬと彼ら(※3)が考えたからなんだろうね。まあ彼らからすれば世界第2位の経済大国になったことは意外だったのかもしれないけど、軍事力を抑えておけばまあ大丈夫、ということで良い金づるになったわい、という感じかな。

お人好しが多い日本人は中々考えが及ばないところなのだけれど、世界には本気で世界を統一的な思想で征服してやりたいと考えている人達がいて、軍事や思想、経済力、ありとあらゆる手段を使って時には暴力的に、時にはしたたかに攻勢を仕掛けてくるんだよね。この点で赤の国はすごいよ。ソ連社会主義が崩壊するのを横目に米国と戦わずして対等になるのに数十年の計画を立てているんだもの。人間の生体で言い換えると、がん細胞を全身に転移させたという感じか。しかも症状が分からないように彼らの知識を盗み、エリートの考えを勉強しながらよくここまで利権に食い込むことができたね。日本人の多くは米国がここまで癌に侵されているとは思っていなかっただろうね。

どうする?日本

こんな中で日本はどうすればよいのだろう。日本は、とある局面では抵抗できる力があるのだけれど、残念ながら総合的にガチで戦おうとするとそういうスーパーエリート達には敵わないと個人的には思ってる。正直日本が生き残っていくには何か大きな価値観の転換と卓越したリーダーシップが必要なんだろなと。

以上、暗い話ばかりで申し訳ないけど、希望が無いわけではないよ。
1つの希望は世の中何だかんだあっても1つの勢力が台頭するとそれを抑える勢力も台頭し、対決なり妥協なりでバランスが取れるなるんじゃないの、というある意味どうにかなるさ的な考え。今の国際情勢から言うと行き過ぎたグローバリズムを戻す保守国家再建とか包囲網の動きとかですな。国家レベルでの日本の対応は包囲網と連携しつつ軍事費を今の3倍くらいにすることか。憲法改正もセットでね。この流れは個人では寄与できない面もあるけど、何か関わりを持つことができると信じて、しばらくは動向を注視していきたい。

もう1つ、これは建設的な方だけど個人的に見ている可能性としての希望は「個のパワー」だと思っている。こんな不利な状況の中でも一握りだけど知恵と勇気を備え、本質を見抜くことのできる頭の良い人も日本にはいるし、そういう人達のネットワークも出来つつある。個人的には利権や既得権益に守られた中央集権的な構造はあまり機能しなくなっていって、個の力が発揮される分散ネットワークが重要になっていくのだと思う。権力が分散され、組織のトップや最終決定者がもっと民意を汲み取る仕組みを作れば誤った判断で被る損害のリスクを低減できるし、それが本当の意味での民主主義の進化した形だと信じている。

まあそんな感じで自分も何か貢献出来ることが無いかと考えている。自分はビジネスに絡めて提案するつもりだけど、それはまたもし機会があったら表明することにするよ。

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(※1) 「ナバロレポート」などで検索すると色々出てきます。

(※2)
2016年アメリカ合衆国大統領選挙におけるロシアの干渉 - Wikipedia

(※3) さて彼らとは誰でしょうか?考えてみましょう。